天職。
それを手にできたら毎日幸せですよね。
どうもこじまろ(@kojimaro7)です。
「ハーバードの人生を変える授業」という本に「天職を見つける」という項目がありました。
この項目で天職について面白いことが書かれていたので紹介します。
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仕事をどうとらえていますか?
本書にこんな文章がありました。
心理学者のエイミー・ヴジェスニエフスキと仲間の研究者たちによると、人は仕事を「労働」「キャリア」「天職」の3つのうちの1つとしてとらえているといいます。
『ハーバードの人生を変える授業』P196
それぞれを詳しく見ていきましょう。
労働ととらえる人
仕事とは生きるためにしなければいけないものと、ぼくはとらえています。
そう考えている人はきっとぼくだけじゃないはず…。
本書の中でこんな文書がありました。
「労働」は基本的に退屈なものであり、個人の充足感よりも金銭的な報酬に関心がおかれています。
朝、仕事に行くのは「そうしたいから」というよりも、「そうしなければならないから」です。
仕事を「労働」ととらえている人たちは、仕事に対して給料以外には、何の期待も抱いていません。
そして金曜日の夜や休みを心待ちにしています。
『ハーバードの人生を変える授業』P196
そのあとは、日曜日の夜から月曜日の朝にかけて憂鬱になる。
はい。
まさにこれまでのぼくがしてきた仕事は「労働」、ですね。
会社員になった時、職場の人間関係だって正直どうでもよかったし、飲み会とかも全く行きたくなかった。
これはぼくが会社員となって働かなければならないと思い、その道を選んだからなんです。
まさに「そうしたいから」というよりも、「そうしなければならないから」という理由です。
そういった理由で会社員をやるのは本当に地獄です。
給料以外望むことがないので、飲み会や残業が苦痛です。
職場の人間関係なんて本当はどうでもいいのに、無理して好かれようと無駄な努力をします。
結果、ストレスで体を悪くします。
本当に会社員時代は苦しかったですね。
そういったことがバカバカしくなって、自分のやりたいことに集中するために、ぼくは会社を辞めました。
キャリアととらえる人
では「キャリア」はどうでしょう?
仕事を「キャリア」ととらえる人はこういう傾向の方です。
それに対して仕事を「キャリア」ととらえている人たちは、お金や昇進といった外的要因や、権力や特権を獲得することが働く主な動機となっています。
彼らは、出世して職業上の階層を上っていくことを望んでいます。
助教授から終身在任権をもつ教授になると、教師から校長になること、副社長から社長になること、編集者のアシスタントから編集長になることを望んでいるのです。
『ハーバードの人生を変える授業』P197
ぼくは出世とか、地位には興味はないので、会社員は本当に向きませんねー。
それでも仕事を「労働」ととらえている人たちよりは、仕事に対するモチベーションは高いでしょうね。
優秀な社員の方の多くは、このような傾向があるのではないでしょうか?
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天職ととらえる人
待ちに待った「天職」です。
仕事を天職ととらえる人はこういう傾向の方です。
働くことを「天職」と感じている人々にとっては、働くこと自体が目的です。
給料や昇進も確かに重要ですが、これらの人たちは働きたいから働いているのです。
自己の成長や向上などの内的な動機付けから仕事をし、精神的に大変充実しています。
彼らの目標は自分の欲求に深く根ざしています。
やっていることに情熱をもち、仕事から大きな充足感を得ています。
仕事は退屈なことではなく、特権だと考えているのです。
『ハーバードの人生を変える授業』P197
働くこと自体が目的って本当に羨ましいですね。
お金や地位といった外的要因がモチベーションなのではなく、その仕事が好きでやっているので「働くこと自体」が目的となるんでしょう。
こういうタイプの方は自分で起業してビジネスやる方に多い感じがしますね。
おわりに
あなたは仕事を「労働」「キャリア」「天職」のどれととらえているでしょうか?
今の仕事が「キャリア」または「天職」ととらえられてる人は幸せな人たちだと思います。
一方で、いまの仕事を「労働」ととらえている人は、仕事で辛いことが非常に多く、苦しい思いをしているのではないでしょうか。
そういう方は自分を振り返って、この先どうするかしっかり考えた方がいいです。
本書の中で、天職を考える上で役立つMPS質問なるものが用意されています。
1 「MEANING(意義)」
私にとって意義あることは何だろう?
何が私に目的意識を与えてくれるだろう?
2「PLESURE(楽しみ)」
私にとって楽しいことは何だろう?
どういうことをしていると楽しいのだろう?
3「STRENGTH(強み)」
私の強みは何だろう?何が得意だろう?
これらの質問に答えることによって、天職とは何かというマクロな視点で人生をとらえることができると同時に、日々の生活でどうしたいかというミクロな視点でも人生の道のりを考えることができます。
『ハーバードの人生を変える授業』P199
天職を見つけて、つまらない「労働」から解放されたい方は、ぜひ自分を見つめ直して考えてみることをオススメしますよ。
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